アイヒマン・ショーのあらすじと感想 裁判の裏に史実と人間の真の姿が見える

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映画「アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち」は、悪名高きナチスの戦犯とも言われているアイヒマンを裁いた「世紀の裁判」について描かれています。

「世紀の裁判」とも言われるほどの歴史的なこの裁判がどのようにしてテレビ放送されたのか。

今まで明らかにされなかった真実も語られるというこの映画についてこ紹介します。

 

アイヒマンとは?

アドルフ・オットー・アイヒマン

1906年3月19日~1962年6月1日

ドイツのゾーリンゲン生まれ

ドイツの親衛隊(SS)の隊員で親衛隊中佐まで務める

ユダヤ人問題の最終的解決に関し、数百万人のユダヤ人を強制収容所に送る指揮を担った

戦後、アルゼンチンに逃亡したものの、イスラエルに連行される

1961年、裁判にかけられ、同年12月に死刑判決が下され、翌年5月に絞首刑が執行された

 

「アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち」 あらすじ

1961年、元ナチス親衛隊の将校アドルフ・アイヒマンの裁判が開廷されました。

ナチス政権の戦犯であるアイヒマンの前で、生存者たちが語る証言により、ユダヤ人絶滅計画の実態が白日のもとにさらされます。

この世紀の裁判を、そしてナチスがユダヤ人に行ってきた非道の数々を全世界に知らしめるべく、

プロデューサーであるミルトン・フルックマン(マーティン・フリーマン)と、ドキュメンタリーを制作する監督、レオ・フルヴィッツ(アンソニー・ラパリア)が立ち上がります。

この裁判の放映の実現のため、奔走する制作チーム。

さて、裁判はどのように伝えられたのでしょうか。

 

「アイヒマン・ショー」の感想が深イイ

すでに映画を観た人たちのコメントをご紹介します。

「「お前は何者なんだ!」「最終解決」の立役者を前に、生存者たちは残虐極まりない事実を証言する。

それを毎日撮り続けるカメラクルーの目は真剣で、我々には、いつでも置き得る悲劇の「ふつう」の顔を伝えている。

歴史をいかに語るかを正面から問うた真剣な映像である。

―ロバート・キャンベル(東京大学大学院教授)―」

 

「僕はこの作品を見ながらとりつかれたような気持になった。
テレビマンだからか?
いや、そうではない。
テレビの力を使い、世界中にある事実を知らしめたこの物語を、もっと沢山の人が知るべきである。

―鈴木おさむ(放送作家)―」

 

また、一般の方からのコメントとして

「観る際はそれなりの心の準備をして臨む事」

「余りにもむごたらしい収容所の様子をアイヒマンに見せるところで、つらくて思わず目を閉じたら、気が付いた時には裁判が終わっていた。

気力と体力が充実しているときでないと折角の鑑賞が無駄になる、と覚悟して臨んでください」

など、事実の映像から突きつけられる真実を受け止める心構えが必要なようです。

「アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち」は4月23日から公開されていますが、地域によって上映スケジュールが異なりますので、事前に確認した方が良さそうですね。

戦争を過去の事と無関心でいずに、事実を知る機会ですので辛くても目を背けず、様々に感じていただきたい映画です。

残念ながら、今のところ、まだまだ上映館は少ない様子。

筆者が住む街でも、まだ上映の予定はないようです。

歴史を知る映画であると同時に、人を知ることのできる作品「アイヒマン・ショー」。

史実を学んで、映像を拝見したいものです。

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