下地一明にバスケを諦めさせたマルファン症候群の非情さ

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「奇跡体験!アンビリバボー」に、元バスケットボール選手で日本代表候補にも選ばれた下地一明さんが登場します。

下地一明さんは、マルファン症候群という病気の影響で、若くして現役引退を余儀なくされた選手。

難病のために選手生命を絶たれ、現在では指導者として活動されています。

今回は、下地一明さんのバスケットボール選手時代やマルファン症候群についてリサーチします!

 

下地一明 プロフィール

下地一明(しもじかずあき) 元バスケットボール選手、指導者

1976年12月4日生まれ

沖縄県出身

北谷高校時代に全日本ジュニア代表に選ばれる

中央大学に進学し、日本代表候補にも選ばれたが、マルファン症候群を発症し2度倒れる

病気と闘いながらもOSGフェニックスにて競技を続けたが、3度目の発症により2シーズンで引退

2001年よりコーチに転じる

 

 

 

下地一明 バスケットボール選手時代はどんな人?

下地一明さんは195㎝というバスケットボール選手向きの高身長です。

ご両親は身長が高い方ではないようですが、下地一明さんは中学3年生の時にはすでに190㎝を超えていたとか。

下地一明さんの生まれは沖縄県ですが、小学3年生までは静岡県にいて、サッカーをしていたそうです。

小学3年生で沖縄に移ってからもそのままサッカーを続けますが、中学校では最初、その中学校が軟式テニスが強かったこともあり、軟式テニス部に入部しました。

中学1年の夏頃までは軟式テニスをしていましたが、当時177㎝の高身長だったため、テニス部の先輩からの勧めもあって、身長を活かすスポーツを探すことに。

そこでたまたま通りかかった体育館で練習していたバスケ部に、半ば強引に練習に参加させられてバスケットボールを始めたわけです。

高校は沖縄のバスケットボールの名門校、北谷高校に入学。

沖縄のバスケットボール界では伝説とも呼ばれる指導者・安里幸男監督の下、ぐんぐんと実力を伸ばしていきました。

高校2年生の時には全日本ジュニア代表にもえらばれ、惜しくも沖縄県大会では敗れてしまいインターハイ出場は叶いませんでしたが、大学や教会関係者が最も注目した選手と言われています。

しかしこの頃から下地一明さんのプレーにおごりや過剰な自信が見え始めます。

味方へのパスで確実にゴールすることよりも、自分が決めることにこだわる強引なプレーでミスが目立つようになり、このプレーを貫いたまま大学へ進学。

バスケットボールの名門である中央大学へ進学するも強引なプレーは変わらず、恩師・安里幸男監督も再三注意されたようです。

多少の強引さはあっても、チームプレーが重要視される競技の指導者とは思えない現役時代だったようですね。

 

下地一明を襲ったマルファン症候群とは?

強引さは目立つものの、実力が抜きんでていた下地一明さん。

大学でも活躍を見せていた3年生の時、解離性大動脈瘤を発症しマルファン症候群と判明。

試合中に胸の痛みを感じ、どんどん状態が悪くなり、駆けつけた病院で検査を受けて医師に言われた言葉が

「お前、死ぬよ」

だったとか。

成功率2%というほぼ無謀な心臓の緊急手術を受け、たまたま日本で5本の指に入る医師がその病院にいたこともあり、手術は成功。

12~13時間に及んだ手術の後も、もし1週間目覚めないようなことがあれば、植物人間だと言われていたそうてすが、奇跡的に手術当日に目が覚めたそうです。

しかし、医者からは激しい運動を禁止され、残念なことにバスケットボール選手としての夢は断たれてしまいました。

実業団もあきらめ、大学卒業後は一般で就職したものの、体調はすこぶる好調だったようで、実はここでまたバスケットを始めた下地さん。

しかしまた病気が再発。またもや人工血管を交換する手術をうけることに。この手術も成功しましたが、下地さんはいよいよ選手としての道は絶たれ、指導者としての道を選ぶことになります。

そして指導者の道を順調に進んでいたある日、3度めの症状が下地さんを襲いました。

下地さん自身、この時の痛みはそれまでの2回とは桁違いな激痛だったそうで、いよいよ死ぬことを覚悟したとか。

緊急手術を受け、成功はしたものの、下地さんはなんと一ヶ月眠り続けます。

奇跡的にひと月で目が覚めた下地さんでしたが、その時には腕も脚も動かない体になっていました。

しかし、ここからが下地さんらしいところ。自分を奮い立たせ、リハビリに励んだのです。

このマルファン症候群という病気は

体を構成する細胞と細胞や、組織と組織をつなぐ結合組織に異常を来す遺伝性の難病

主に骨格系、眼、心臓血管系に病変が認められ、特徴ある体型がみられる

 

だそうです。

約5000人に1人がかかると言われる難病で、下地一明さんの場合、一般の人より血管が薄かったそう。

また、現在の医療では根本的な治療法がないと言われているマルファン症候群ですが、大動脈瘤の破裂や大動脈解離などを未然に防ぐためにも定期的な検査は欠かせません。

とは言え、他の病気にしても上手く付き合っていくことが大切。

下地一明さんには今後も指導者として活躍していただくためにも体調には十分注意していただき、将来の日本バスケを背負う選手たちの育成に頑張ってほしいですね。

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